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がんが肉眼で見える大きさになるまでに約10年かかります。だからこそ、目に見えなくても、がんは体内にあると考えて、検査を受ける必要があります。「腫瘍マーカー・PETがん検診」は血液検査(腫瘍マーカー検査)と画像診断(PET/CT検査)でがんを未病で見つける検診です。
・がんを未病で見つける「腫瘍マーカー・PETがん検診」
・腫瘍マーカー検査
・PET/CT検査
・腫瘍マーカー・PETがん検診 5つのメリット
・オプション検査費用
・検査費用について
・オプション検査費用
・ご予約方法・お問い合わせ
がんは毎年増え続け、日本人の2人に1人が、がんになり、3人に1人が、がんで亡くなっています。すなわち、がんに罹ると3人に2人の命が奪われ、助かるのは3人に1人だけです。これは侮れない現実です。何故、これほどがんで亡くなる方が多いのでしょうか?
それは、がんは症状が出てから見つかることが多いからです。それもごく些細な症状です。便が細くなったり、咳でゼーゼーしたり、目が黄色くなったり。しかし、症状が出た時には、がんはすでに進行していることが多いのです。症状が出てから、がんを見つけても遅いのです。
1個のがん細胞が肉眼で見える大きさの腫瘍(5~10mm)になるまでに約10年かかると言われています。甲状腺がんでは約8年、膵臓がんでは約15年です。つまり、がんは「目に見えなくても、すでに体内にある」のです。
検査では異常がみつかるが症状には出ていない状態を“未病”と言います。がんを“未病”で見つけることができれば、早期に治療ができます。しかも、完治が可能です。それではがんを“未病で見つける”ためには何をすべきでしょうか?
“がんを未病で見つける”には、早期発見できる質の高い検診を受ける必要があります。
麻布医院の「腫瘍マーカー・PETがん検診」は、採血のみで出来る網羅的な腫瘍マーカー検査、アミノインデックスがんスクリーニング検査(AICS)、遺伝子レベルでがんを見つけるマイクロアレイ血液検査などに、画像診断(PET/CT検査)を組み合わせた、最強のがん検診です。
がんを未病で見つけるために「腫瘍マーカー・PETがん検診」をお勧めします。がんは未病で見つけることができれば、完治する病気です。
腫瘍マーカー検査は採血だけですむので、体の負担が軽く、気軽に受けられるという利点があります。腫瘍マーカーとは、がん細胞が作り出す異常なたんぱく質のことで、1回の検査で同時に18種類のがんについて調べられます。通常、腫瘍マーカーの検査は、がんの経過観察に用いられますが、数多くのマーカーを網羅的に調べ、それを経時的にチェックしてがんの早期発見に結びつけます。肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がんなど18種類のがんについて、腫瘍マーカーを網羅的に測定します。たとえば肺がんでは7種類、胃がんでは4種類もの腫瘍マーカーを調べます。各マーカー値の組み合わせや継時的な微妙な変化などから、がんを早期に発見します。たとえば大腸がんなら、内視鏡で切除できるような“未病”の段階で見つけることも可能です。
PET/CT検査は、がんの活動状態(良性か悪性かどうか)を画像化するPET(Positoron Emission Tomography)検査とがんや臓器の形態(がんの形や大きさ、どの臓器の部位に存在するか)を画像化するCT(Computed Tomogaraphy)検査を同時に行う、がん診断のための検査です。がん細胞は正常細胞よりも多くのブドウ糖を消費するという特性があります。ブドウ糖を結合させたFDGという薬剤を使用し、体内のブドウ糖の代謝を画像化してがんを診断するFDG-PET検査と、がんの形や大きさ、どの臓器のどの部位に存在するかがわかるCT検査を同時に行うことにより、短時間で、身体の広い範囲を対象として、精度の高い診断画像を得ることができます。
胃がんリスク検診(ABC検診)
胃がんリスク検診はピロリ菌感染と萎縮性胃炎の有無を調べるもの。ピロリ菌は胃粘膜に住みつく細菌で、60歳以上の日本人の8割が感染していると言われています。ピロリ菌感染と萎縮性胃炎が重なると、胃がんのリスクが高まります。逆に、ピロリ菌の除菌をすれば、リスクが3分の1になることもわかっています。検査は採血で行い、ピロリ菌の抗体と血清ペプシノーゲンを測定します。ペプシノーゲンはペプシンというたんぱく分解酵素の前駆体。これを調べることで萎縮性胃炎かどうかがわかります。
大腸がんリスク検査(COLOGIC)
大腸がんリスク検診(COLOGIC)は、新規に発見された血清の長鎖脂肪酸の一種であるGAT-446という物質を質量分析計で定量し、その濃度から大腸がんのリスクを判定する検査です。GAT-446は、大腸がん患者では、早期がんも進行がんと同様、健常者に比べて有意に低値であることが明らかにされています。この値を指標にすることで、大腸がんにかかりやすい高リスク群に属しているか否かを知ることができます。
マイクロアレイ(マイクロRNA)血液検査
マイクロアレイ(マイクロRNA)血液検査はがんができることで生じる生体反応を遺伝子レベルで測定する方法。血液中のRNA(リボ核酸)という遺伝子を解析して、大腸がんなど4つの消化器がんにかかっているかどうかを90%以上の感度で判定します。消化器がんの死亡率は大腸がんがトップですが、他にも胃がんや膵臓がん、肝臓がん、胆嚢・胆管がんといった消化器がんが上位に入っています。これらのうち、大腸がん、胃がん、膵臓がん、胆道がんにかかっているかどうかを調べることができるのが、「マイクロアレイ血液検査」です。がんに関わる血液中の遺伝物質を調べることで、9割という高い感度で、消化器がんの有無を判定します。
アミノインデックスがんリスクスクリーニング検査(AICS)
アミノインデックスがんリスクスクリーニング検査は、血液中のアミノ酸を調べることで、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がん・卵巣がん、前立腺がんにかかっているリスクがどのくらいあるかがわかります。血液中のアミノ酸濃度の変化から、がんにかかっているリスクを3段階で評価します。女性は胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん・卵巣がんの5種類、男性は胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの4種類のがんが対象になります。
腫瘍マーカー・PETがん検診コース<優待料金> 検査費用115,500円(税込)
腫瘍マーカー検査 | 頭頸部がん | SCC, CYFRA |
---|---|---|
甲状腺がん | CEA, サイログロブリン | |
肺腺がん | CEA, SLX, CA19-9 | |
肺扁平上皮がん | SCC, CYFRA | |
食道がん | CEA, SCC, TPA, CA19-9 | |
胃がん | CEA, SCC, AFP, CA19-9 | |
皮膚がん | SCC | |
肝がん | AFP, CA19-9, CEA | |
膵臓がん | CA19-9, CEA, DUPAN-2, エラスターゼ1 | |
胆のう・胆管がん | CA19-9, CEA, DUPAN-2 | |
大腸がん | CEA, CA19-9, 抗p53抗体, 便潜血検査 | |
膀胱がん | 尿中NMP22 | |
睾丸がん | AFP(男性のみ) | |
前立腺がん | PSA, γ-セミノプロテイン(男性のみ) | |
乳がん | CEA,CA15-3, 抗p53抗体(女性のみ) | |
卵巣がん | CA125, SLX, CA19-9(女性のみ) | |
子宮体がん | CA125, TPA(女性のみ) | |
子宮頸がん | SCC, TPA(女性のみ) | |
全身PET/CT検査 | 頭頸部〜大腿基部 |
オプション検査項目 | 料金(税込) |
---|---|
腫瘍マーカー・PETがん検診コース+脳PETコース<優待料金> | 192,500円 |
全身PETコース(頭頸部〜大腿基部)<優待料金> | 110,000円 |
腫瘍マーカー血液検査 | 33,000円 |
マイクロアレイ(マイクロRNA)血液検査 | 110,000円 |
ABC検診(胃がんリスク検査)<優待料金> | 3,300円 |
コロジック(大腸がんリスク検査) | 16,500円 |
アミノインデックスがんスクリーニング検査(女性) | 33,000円 |
アミノインデックスがんスクリーニング検査(男性) | 33,000円 |
上部消化管内視鏡検査(食道、胃、十二指腸内視鏡検査) | 27,500円 |
大腸内視鏡検査 | 33,000円 |
胸部CT検査(肺ドック) | 16,500円 |
腹部エコー検査 | 11,000円 |
子宮頸がん細胞診検査 | 3,300円 |
ヒトパピローマウイルス検査(HPV検査) | 9,900円 |
マンモグラフィー+乳腺エコー検査 | 16,500円 |
「腫瘍マーカー・PETがん検診」は、直通電話:03-5545-8177まで、お電話いただき、直接ご予約いただきますようお願い申しあげます。お問い合わせについても、お気軽にお電話ください。