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腸内菌による食物繊維分解物は、腸管運動を刺激、便の量をふやし、腸内から有害物質や老廃物をスムーズに排出させるため、便秘を改善して(整腸作用)、大腸がん予防にも効果を発揮。また、胆汁酸の分泌や産生を促して、コレステロールの腸管からの排出を促し、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を予防。腸内の善玉菌といわれる好気性の乳酸菌群の増殖を活性化することで腸管免疫を整え、善玉菌を増やすことで発がん物質などの有害物を産生する嫌気性の悪玉菌の勢力を弱めがんを予防。
わさびやブラックマスタードに含まれるからし油配糖体。メチオニンから作られるグルコシノレートで、ミロシナーゼと呼ばれる酵素で分解されて、アリルイソチオシアネートという辛み成分になる。利尿作用、殺菌作用、興奮作用、消炎作用、抗神経痛作用、抗リウマチ作用、鎮痛作用、解熱作用、去痰作用、防腐作用など。
ホワイトマスタード(洋辛子、薄い黄土色で粒が大きく、おだやかな辛味で、かすかな甘味もある)に含まれるからし油配糖体。利尿作用、殺菌作用、興奮作用、消炎作用、抗神経痛作用、抗リウマチ作用、鎮痛作用、解熱作用、去痰作用、防腐作用。